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2014年10月4日土曜日

<妖怪ウォッチ コマさんを石粉粘土で作る 制作編3>


<妖怪ウォッチ コマさんを作る!!>


前回まで骨組みを作り、粘土で肉付けしヤスリがけをするまでの工程を解説しました。
今回は完結編として仕上げの工程を解説したいと思います。



<準備編>
http://mywhttparehouseblog.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html?m=1

<制作編>

<制作編2>





◆7.アクリル絵の具で色塗り


最後にアクリル絵の具を使って仕上げます。
特にアクリル絵の具で無くても良いと思うのですが、ここではアクリル絵の具を使用しています。
アクリル絵の具と水彩絵の具とでは仕上がりに多少違いが出るかもしれません。




◇色を塗る前に

まずは絵の具が実際に色を塗るのに必要な分だけの色の種類と量を揃える。

特に一番塗る面積が広い色に関しては、一本ぐらいは多めに用意しておくと良いです(コマさんの場合は白)。
塗り重ねたりしていると足りなくなる場合があるので、買い足しに行くのは面倒なので多めに用意を。
2本もあれば全然余裕です!!

単色をバラで必要な分を揃えてもいいですが、絵の具セットで買っておくと色を作る時に便利です。




筆は丸筆・平筆の両方あった方が色々と便利です。
100円ショップで大筆〜小筆までの5本セットが丸筆・平筆ともにありますので用意しましょう。
ちなみに自分はナイロン製の筆を使用しています。
馬毛の筆でもいいのですが、塗ってる時に毛が抜けて付くと嫌なので自分はナイロン製の物を使っています。
細かい箇所や大筆では塗りにくい部分は細い筆が必要になってくるのでなるべくセットで揃えた方が良いです。

出来ればパレットはあった方が良いです。
色を塗るときは勿論、色を作るときには俄然パレットがあった方が楽です。
無い場合は何かのケースやプリンなどのカップなどで代用しても良いと思います。



色塗りをする時にマスキングテープを使用するとキレイに色分け出来ます。
無くても出来ますが、使用すると間違えて色がはみ出て塗ってしまうのを防止出来ます。
色の境目がキレイに塗れるので便利です。

あと前回書きそびれていたのですが、コマさんの眉の部分の模様は彫っています。
実は一回普通に塗って模様を描いたら何だか違和感を感じたので、模様の部分を彫ったら何となく良くなりました。
あと鼻は後で普通に付けただけ彫ったりはしていません。

色がはみ出たとか何か色が違うとか色塗りが失敗してもちゃんと乾かしてから後で重ね塗りすればやり直しが効きます。
実際このコマさんも眉の部分の色が気に食わなくて何度も塗り直しました。

あとちゃんと乾かしてから塗り直さないとヒビ割れする恐れがあります。
乾かないうちにどんどん厚塗りしたりするとヒビ割れが発生してかなり厄介な事になりかねません。
修復がかなり面倒です(体験済)。
気を付けましょう。




では色塗りへ。


このコマさんで使用した色の種類は以下の通りです。

基本は白、青、赤、緑、黄、黒の六色を使いました。

石粉粘土は色が白いですが、白いからと言っても白い部分はちゃんと白色で塗りましょう。
やっぱり塗った方がキレイな白です。

コマさんの色に近い色を持っていればそのままその色で塗れば良いのですが、無い場合は何とか作らないとなりません。
手持ちの絵の具だけで作っていたのですが、コマさんっぽい色にするのに結構手間取りました。
なるべく近い色を使うのが一番楽ですね。

白はそのままなので心配は要らないのですが、色を作る時は多めに作りましょう。
塗っているうちに足りなくなってしまったり、作り足したけど何か色が違くなっちゃったとかにならない様に。








頭に使用する絵の具は、白・青・黄・赤・黒。

○白=頭全体
○青=眉・耳内側
○黄=目
○赤=頬の模様
○黒=目玉・口


目や口や頬の模様などは一番最後に塗ります。

まずはコマさんを全身白く塗りましょう。

眉と耳の内側を塗ります。


青は、眉の縁取りなどの濃い青と眉やお腹・尻尾などの水色の二色を作ります。
濃い青を先に塗って乾かしてから水色を塗り重ねます。
絵の具が足りなくならないように色は多めに作りましょう。
眉の左右の模様(渦巻き)の向きを間違えない様に注意!!



次は目を描きます。

目の大きさを均等にフリーハンドで描くのはかなり難しいと思います。
なのでマスキングテープを利用しました。
これにより事前に塗る位置やバランス・大きさなどを決められます。


ここで最初に作った完成予想図を利用します。


マスキングテープを完成予想図に軽く貼りその上から目をなぞり書きします。


その線に沿って中をくり抜けば完成!!
それでまたもう片方の目の分も作れば全く同じ大きさになります。


それを目を描きたい場所にバランスを考えながら貼り、その内側を塗ればOKです。
これで左右の目の大きさは全く同じに描く事が出来ます。





鼻は頬の模様などと同じ色を使っていますが、少し色を薄いオレンジっぽい色にしました。


口は、鼻の中心部と口の尖っている部分の位置が合わさる様に描きます。


頬の模様は、左右の渦巻きの位置と巻き方に注意!!





風呂敷


風呂敷は、緑をベースに黄色を足し、黒(少々)で調整した色を作りました。
それで大体この色になると思います。
先に緑を塗ってから白で模様を描きます。


真ん中に大きな渦を描き、周りに小さな渦を描きます。
小さな渦は結構適当に描いたので数や位置は適当です。








お腹もさっきの眉や耳など同様、先に濃い青を塗ってから水色を塗ります。
体の渦も顔の時と同様に。



尻尾は水色を塗って、濃い青で模様を描きます。

手と足の爪は、大体中心に二本線を描きます。



※塗る順序はそれぞれ塗りやすそうな部分から塗り始めていただければ良いと思います。





これでコマさんの完成です!!



いかがでしたか?
ちょっと(かなり?)分かりにくかったかも知れませんが、こういう感じでこのコマさんを作りました。

普段こういう物を作らないし、絵とかも描かないのでなかなか理想通りには仕上がりませんでしたが、自分の中では上手く出来たつもりです。

最初から工程の写真を撮りながらやっていれば、もう少し分かりやすく解説出来たのかも知れません。
今回に限って写真を撮り忘れてしまったのが失敗でした。

次回に何か作るときには、ちゃんと写真も撮りもっと分かりやすく解説出来たらと思います。
この記事が参考になるのかどうか心配ではありますが、少しでもお力になれていたら幸いです。

拙い解説で申し訳ありませんが、最後まで読んで頂きありがとうございました。




この記事はこの動画を元に解説しています。制作の参考にして下さい。↓

妖怪ウォッチ コマさんを石粉粘土で作ってみた




動画が表示されない方はこちら↓

※余談ではありますが、このコマさん以外にも石粉粘土で作ったフィギュアがあります。
「どうぶつの森」シリーズの「とたけけ」と「スーパーマリオ」シリーズでお馴染みの「ヨッシー」も作っています。


100均石粉粘土でとたけけフィギュアを作ってみた

石粉粘土でヨッシーフィギュアを作ってみた


 












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