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2013年8月25日日曜日

《Grageband(iOS)で学ぶDTM入門》基本編


《Grageband(iOS)で学ぶDTM入門》

基本編


普段からiPhoneやiPadを使っていたり、音楽を聴くのにiPod touchを使っている方は沢山いると思います。
その両者の機器に対応しているApple社のiOS用音楽制作アプリ「Garageband」というアプリがあります。


元々これはAppleのMac用音楽制作ソフトウェア「Garageband」をiOS版としてリリースしたものです。
最初はiPadのみでリリースされていましたが、iPhoneなどのプラットフォームにも対応するようになりました。
モバイル用ではありますが、Mac版の「Garageband」の基礎的な機能や外見、使いやすさをちゃんと踏襲されています。
このアプリの価格も450円(確か)と魅力的です。
Andriod版はありません。

こういったアプリは、楽器が弾けて音楽を普段から作っている人だけが扱えるものなんでしょ?と思うかもしれませんが、音楽初心者の方でも少し使い方を覚えれば割と簡単に扱えます。
動画サイトに投稿する動画やホームビデオなどに簡単なBGMでもいいから付けたいという方にも向いていると思います。
ちなみにiPhoneなどを使用されている方で「iMovie(iOS)」をお使いの方は、この「Garageband」で制作した曲を「iMovie」へ送信できますので制作したプロジェクトで使用できます。


今回はこのiOS版「Garageband」を使用してDTMの基礎を学んでみようと言う内容にしたいと思います。
ちょっと一回では収まりそうにないので、数回に渡って書くかもしれません。
内容は、初心者向けになります。

この「Garageband」で制作を行う内容は、PCでのDTMの制作にもそのまま使えます。
基礎的な部分では、両方ともやってる事は殆ど同じです。
ちなみにiOS版「Garageband」で制作したデータをMac版「Garageband」に持っていってPC
でも編集・作成出来ます。
出先でアイデアをスケッチして、自宅のMacで完成させる事ができます。


<機能>
始めにこの「Garageband」にはどの様な機能があるのかおおまかに説明したいと思います。


◎タッチパネルを活かした演奏や入力が出来る。


最近ではPCでも画面がタッチパネルのものが増えていますが、タブレット端末の特徴を活かし直接画面に触れて演奏をしたり、それを録音したり出来ます。

「Garageband」では、アプリ上に再現した楽器が数種類入っています。
ピアノ(オルガンやシンセなどの鍵盤楽器)
ギター(アコースティック・エレクトリック)
ベース(アコースティック・エレクトリック)
ドラム(アコースティック・エレクトリック)
ストリングス(バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス)
これらの楽器を画面に直接触れて演奏できます。
(詳しくは次回以降)


◎初心者にも安心!自動伴奏機能


先ほど紹介した楽器には、すべて自動伴奏機能が備わっています。
画面に表示された8種類のコード名(和音)をタッチするだけで、その楽器が指定したコードを演奏してくれる機能です。
演奏は、4種類の異なったパターンが用意されています。
指定するコードは自分でカスタマイズ出来るので、いろいろなコード進行を演奏させることが出来ます。

この機能はドラムに関してもあります。


SmartDrumというもので、ドラムのリズムパターンを自動生成してくれる代物です。
キックやスネアなどの6種類のキットをランダムに組み合わせリズムパターンを作ります。
どういったパターンのリズムが出るかはやってみないと分かりませんが、いいと思ったリズムが出るまで色々試せます。

とりあえず曲を作ってみたいと言う方はこの機能を使ってみてはいかがでしょうか?
(詳しくは次回以降)


◎オーディオデータを録音できる。

内蔵のソフトウェア音源の録音だけではなく、マイクを使ったオーディオも録音出来ます。
録音はAudio recorderというものを使い、内蔵マイクを使った録音や外部アクセサリーを使用した録音が出来ます。
(詳しくは次回以降)


◎ギターアンプシミュレーターを使用したギター録音が可能。


「Garageband」には最近ではレコーディングでも主流になりつつあるソフトウェア上に実際のギターアンプやエフェクターを再現したギターアンプシミュレーターが数種類搭載されています。
これらを使った演奏や録音を楽しめます。
iPhoneに「Garageband」を入れていれば、気軽に数種類のギターアンプやエフェクターをポケットに入れて持ち運んでいるようなものです。
録音には、IK Multimedia社のiRigなどの外部アクセサリーが必要となります。
内蔵マイクを使っても一応録音は出来ますが、あまりおすすめは出来ないです(そうした質感が必要な時は話は別ですが)。
(詳しくは次回以降)


◎サンプラー機能も搭載。


「Garageband」にはサンプラーの機能も備わっています。
サンプラーは、自分の声などを録音し、それを鍵盤に割り当てて演奏することが出来ます。保存も可。

例えば、犬や猫が歌う曲や自分だけの効果音を録音して使うことも可能です。
録音には内蔵マイクでも外部アクセサリーを使用しても出来ます。
(詳しくは次回以降)


◎ループ音源を使用した制作。


2小節〜4小節程度のドラムやギターなど様々な楽器の演奏が収録されたオーディオデータが最初からかなり多く収録されています。
自分の作った曲にこれらを加えて制作する事が出来ます。
曲のアイデアを錬る場合にも使えると思います。


◎作った曲をPCに保存・Mailやfacebook・Youtubeなどに送信出来る。

出来上がった曲は、バックアップをPCにiTunes経由で保存できます。
iTunesにオーディオデータとして送信できるので、自分のライブラリーに加えることができます。
ただ保存するだけでなくメールで友人やバンド仲間に曲を送信したり、facebook・Youtube・SoundCloudに曲を送信して世界中の人達に聴いてもらう事も出来ます。
(詳しくは次回以降)


おおまかな機能は大体このような感じです。
ちょっと説明しただけでも結構長くなってしまったので、個々の詳しい事は次回以降の別の記事で書きたいと思います。

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