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2013年8月22日木曜日

オーケストラ系の曲でも使えるKORG M01D



オーケストラ系の曲でも使えるKORG M01D 

ここではNintendo3DS用ソフト「KORG M01D」でオーケストラ系の楽曲制作におすすめの音色を紹介。


「KORG M01D」は、電子音楽系の音楽に最適であって生楽器系には向いてないんじゃないの?
確かにどちらかと言ったら、そういった電子音楽向きではある事は確かだと思います。


しかし、「KORG M01D」にはヴァイオリン・チェロなどの弦楽器や木管楽器・金管楽器、ティンパニーやハープ、コーラスなどの音色も収録されています。
十分にそういった楽器が揃っていますので、オーケストラ系の楽曲の制作も可能です。

ま〜オーケストラ系を作るのにはトラック数が足りない感じもしますが、8トラックに収まるように何とか工夫しましょう。


ではオーケストラ系の楽曲におすすめの音色を紹介します。

まず打楽器は、01/WバンクのDRUM KITの「116 BD & SDKit 1」。

これは、バスドラムとスネアドラムのみを収録した音色です。
特にオーケストラ系の楽曲に最適なスネアロールの音色が収録されているので、自分でロールを細かく打ち込まなくてもすぐロールの音が出せます。

次は、01/WバンクのHIT/CHORDの「101 OrchPrec」。

シンバル、ティンパニー、チューブラベルの音色が一緒に収録されているので、これらの音色が同時に必要な場合にトラック数をかなり節約する事が出来ます。

この「KORG M01D」には一般的な音源に収録されているオーケストラ系の打楽器等がまとめて収録されているオーケストラキットみたいな音色は収録されていません。
おまけに8トラックしか使えないので、こうした音色は非常に助かります。


ストリングスも管楽器も個々の楽器をトラックに入力するとすぐにトラックが足りなくなります。トラックに余裕があれば、単体の音色を使って大編成に何トラックも使って制作したい所なのですが、あいにく8トラックしかありません。

さすがにフルオーケストラをM01Dで再現しようというのは無理があるかもしれません。
ですので8トラック内に上手く収まるようにするしかないので、音色面・同時発音数の関係で多少の妥協が必要ですね。
StringEnsやBrassEnsなどのアンサンブル系の音色を使ってトラック数を節約しましょう。
アンサンブルの音色は何種類かあるので、自分がいいと思う音色を選んで組み合わせて使うといいと思います。

ストリングスには、単体の音色だとヴァイオリン・チェロの音色があります。
弦楽四重奏ならEXバンクのSTRINGS/PADの「033 StrQuartet」を使ってトラックを節約してもいいと思います。

金管楽器は、単体の音色だとトランペット・トローンボーン・ミュートトランペット・ホルン・サックス他などがあります。
木管楽器は、単体の音色だとフルート・オーボエ・クラリネット他などがあります。

ストリングス・ブラスともにアンサンブル音色がありますが、強調する旋律を単体の音色を任せてやってもいいと思います。

もう少し音色が欲しいところなのですが、どうしても足りない楽器の音色が出てきてしまいます。
オーケストラの完全再現とまではいかなくても、どうしてもここであの楽器が使いたいんだけどって事があります。
それはこういうものだと妥協して何とか上手くやるしかないんでしょうかね....。

ま〜M01Dでオーケストラ系をやるのは無理矢理な感じも無くはないですが、多少違くても違和感無くに聴こえるようにする技術やアレンジ能力が必要なのかもしれませんね。


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