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2013年8月20日火曜日

ギタリストにおすすめ!《あると便利なTAB譜作成ソフト》


    ギタリストにおすすめ!! 
  《あると便利なTAB譜作成ソフト》


ギターを弾く方でDTMもやっていて、作曲や録音などをパソコンで音楽制作ソフトを使っておこなっている方は多いと思います。

こういった音楽制作ソフトは、ギターを弾く方ならおなじみのTAB譜も表示する事が出来るものが多いのですが、ポジションが変な感じになってしまったりするものがあります。

もちろん一部のソフトや楽譜制作に特化した楽譜制作用ソフトなどでは、ポジションもちゃんと細かく出来るものもあるのですが、値が張るものが多いのも確か。



私は耳コピーをする時に五線譜にTAB譜を書いたりするのですが、あまり綺麗に書いていないので、後日見た時に結構読みづらかったりします。
すごくきっちり譜割も正確に細かく譜面を書ける方はいいのですが、自分には出来ないので、後々清書する必要性を感じます。


TAB譜をただ作れればいいので、あまりそういうソフトを買うのもな〜。
(あればあれで便利なのでしょうが)


ってな事でフリーウェアでもいいんじゃないかと思いました。
それで検索して出てきたのがこれでした。


                  ダウンロードページ
Tuxguitar  http://tuxguitar.herac.com.ar/download.html







フリーウェアのTAB譜制作ソフトといえば「Power tab editor」が有名ですが、残念ながらどうやらWindows専用でMac版はないようなのです。
ですので、Macユーザーの私はこのソフトを使ってみる事にしました。
結構色々な方が使用されているようなので有名なソフトみたいです。
ちなみにこのTux Guitarは、Windows・Mac・Linux対応です。

海外のソフトですが、ちゃんと日本語にも対応しているのでメニュー等全て日本語で表示されます。

トラックには五線譜とTAB譜両方表示されているので音の確認にも便利。
ギターやベースはもちろん、ピアノやストリングス、ドラムなどの音源も最初から入っているのでこのソフトだけを使って作曲も可能です。
ギターのフレットボード、ピアノ鍵盤、ピアノロールも表示できるので、譜面以外からも打ち込むことも出来ます。




使い方もシンプルでとても使いやすいのでサクサク入力出来ます。
入力したい音符を画面のフレットボードの弦をクリックするだけで入力されますので、従来の音楽制作ソフトのように音符入力してからあとでTAB譜のポジションを正確な場所に修正する作業がいらないので楽です。

それにチョーキングやスライド、ハーモニックスやタッピングなど多くのギター特有の奏法も細かく入力することができますし、コードダイヤグラムや歌詞なども入力出来たりと多彩な機能を持ってます。
他にも沢山機能が充実ですが、それは他の解説を掲載されている方に任せます。



いい所づくしのソフトではありますが、マイナス点も色々あります。


             <連符の表記がちょっと見づらい>

この様に連符の数だけ数字が書かれてしまいますので、速弾きなど細かい譜割を入力すると結構譜面が見づらくなってしまいます。


           <複数のトラックをまとめてPDFファイルに出来ない>



例えば、このファイルのようにギターとベースのTAB譜を制作したとします。
本来ならばこのままギターとベースが両方表示されたTAB譜をPDFファイルとして出力したい所なのですが、どちらか1つのトラックのPDFファイルしか出力できないです。


この様にどちらか1つのトラックしかPDFの出力を選択出来ません。




              <奏法の表記が若干分かりづらい>
ギター奏法の表記がはっきりとしたものではないので、ちょっと分かりづらいです。
ちなみに最初の小節の2拍目の3弦8Fから10Fにのびている線は、スライドです。



フリーウェアなので妥協しなければならない点もあるのかと思いますが、非常に扱いやすく便利なソフトでもある事は確かだと思います。

私の場合は、耳コピした楽譜の記録用としてこのソフトを使用しているので、あまり細かい事は気にしていません。


特にMacを使用しているギタリスト・ベーシストの方にはおすすめです。
無料ですし。
Tuxguitarのコミュニティーサイト(海外サイト)もあって投稿もされているので覗いてみるのもいいかもしれません。

私がTux Guitarを使用して制作した楽譜です。(音源は自分で演奏したものです)


イケベ楽器店web site

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